キッズ・ジュニアのプレイ&ステイ
本日、お隣の『Audiりんくう』さんのクリスマスイベントにお邪魔しまして、キッズミニテニスイベントを開催してきました?
イベント開催中のショールームで、かなり広いスペースを使わせていただきたくさんの子どもたちとテニスを楽しみました?
テニスが初めての子どもたちばかりでしたが、短くて扱いやすいラケットと軽くてバウンドの小さいスポンジボール、さらに小さいコートを使用しますのですぐに打ち合いをしてテニスを楽しむことができます😃
現在このようなテニスコート以外で行うテニスの普及イベントに、テニス協会や各テニス用品メーカーが大変力をいれていまして、全国各地で開催されています!
シーズでも以前、泉南イオンの駐車場やシークルの観覧車のある広場でミニテニスイベントを開催してきました。
近年テニススクールもレッスンの内容が変わって来まして、小さな子どもたちやテニス初心者の方でもすぐにテニスを楽しめるよう『プレイ&ステイプログラム』が多く取り入れられています。
シーズでも10年前はキッズクラス(4~8歳)でもテニスコート1面を使うのが当たり前でしたが、現在は1/4サイズのコートに。
クラス分けも?4~8歳?4~8歳の経験者?9歳~中学生?9歳~中学生の経験者と4クラスでボールも2種類でしたが、現在は7段階のクラス設定に4種類のボール・3種類のコートサイズを使用するプログラムになりました。
このプレイ&ステイプログラムは「誰でも」「どこでも」「簡単に楽しむ」がコンセプトで、グランドゴルフやソフトバレーなどのニュースポーツと目的やコンセプトは同じですね。
ニュースポーツは競技をプレーするための練習やトレーニングは必要なく、誰でも気軽にスポーツを楽しめるよう元々ある競技をアレンジしたり、新しく考えられたものです。
ですのでキッズ・ジュニアクラスでテニスが初めての子どもたちを担当するときは、ラケットの振り方などの型を教えるのではなく、まず『ネットを挟んでお互いのコートにボールを入れて打ち合う』というテニスのやり方を伝え、スポーツを楽しむということに重点を置いています。
小さい子どもに大きすぎるコートや長いラケット、高く弾むボールではボールを打ち返せるようになるまでにたくさんの練習が必要になり、楽しさを体感する前に難しくて楽しくなくなってしまいますが、子どもたちの体の大きさに合わせた道具とコートを使えば『ラケットを初めて持ったその日からゲームをしてテニスを楽しむ』ということができるようになってきます。
出来ないことを諦めずに挑戦するのも大事ですが、やっぱり出来ないと楽しくないですよね💧
大人でも『上手くできる』とやっぱり楽しいですし、楽しいと長く続けられます。
レッスンとなると私も「教えないと!」という気持ちからたくさんのことを言いたくなるのですが、まずテニスの基礎的な『ラケットの真ん中にボールを当てる』『ネットを越して相手のコートにボールを落とす』ことに子どもたちが集中できるよう、教え過ぎないように気を付けています。
それを続けることでラケットを操作することや、面とボールが当たる感覚、飛んできたボールに反応することなどが楽しく遊びながら上達していくと考えています。
このプレイ&ステイプログラムと錦織選手の活躍のおかげで、10年前と比べるとシーズのジュニア生徒数は2倍以上になっています?
これからも、テニスを初めてプレーした子どもたちにテニスを好きになってもらえるよう頑張っていきたいと思います。