ストロークの基礎
ちょっと堅苦しいタイトルになってしまいましたが、ブログでも『テニスの技術的な話』を書いていこうと思います。
投稿を種類別に分けまして結構経ちますが、『ガーデニング』や『お昼ご飯』ばっかり増えて、テニススクールやのに『テニスの話』が少なくなっていますので、今回書かせていただく技術的なことやテニスのルール、用具のことなどこれから増やしていくつもりでございます。
さてさて、今日はストローク(フォア・バック)の事なんですが、本当に基礎的なことです。
私がスクールで担当することが多いのが、初級クラスやテニスが初めての方が多いです。そこでまず必要なことは『ボールを相手のコートに打ち返して打ち合いを楽しむ』ということです。
テニスはやっぱり難しいスポーツだということを、レッスンをして伝える立場になり改めて実感しました。
ボールを相手のコートに入るように打ち返すためには、ボールのコントロールが必要なんですが、コントロールと一言でいっても
・方向(横方向と縦方向)のコントロール
・スピードのコントロール(ネットを越して相手コートのサービスラインより後ろにボールを落とすためのボールの勢い)
・スピン(これもボールコントロールには大切です)
と大きく分けて3つに分けられます。
まずボールの飛ばす方向ですが、ラケットに当たったところから上方向に打ち出さなければネットを越えません。
その方法はざっくり分けて2つあります。
青いのがラケットで、黄色い丸がボールです。
単純にラケットをボールの斜め下からまっすぐ当てると、斜め上にボールが飛んでいきます。
やっぱりボールにラケットをどう当てるか、ボールのどこにラケットを当てるかということがまず大切になってきます。
(体の使い方や足の踏込?体重移動ももちろん大切ですが今日はちょっとおいといて)
そしてもう一つの方法ですが、ラケットの動きはボールの真後ろからです。
ラケットの面を上向きにしておけば、ボールの後ろの少し下にヒットして斜め上にボールは飛んでいきます。
こと打ち方の時のボールはバックスピンをしながら飛んでいきます。
そして次のやつは?とほぼ同じですがラケットを動かす角度が変わります。
ラケットの動かす角度が?の時より上向きになると、ボールはトップスビン(前回り)になります。
これも面が上向きでボールに対してラケットの当たる場所は同じですので、斜め上にボールが飛び出します。
まとめますと・・・
(これも横から見たとこです)
まず左側
ボールのどこにラケットが当たるかによって、どの方向に飛ぶかがきまります。
ですのでインパクトでは面は少し上向きになります。
そして右側はボールの回転ですが
ラケット面より垂直方向に動かしてボールに当てると、ボールはフラット(無回転)となります。無回転のボールはほぼ無いですが・・・。
そのラインより上向きの角度になるとトップスピン(ドライブ)、少しでも下向きの角度になるとバックスピン(スライス)のショットになります。
ですので、スライスのショットといえば上から下にラケットを動かすイメージが強いですが、ラケット面の向きによってはラケットを下から上に動かしてもスライスのショットになります。
ローボレーやスライスのロブを打つ時のラケットの使い方ですね。
そしてフラットのラインから角度が離れれば離れるほど回転量が多くなっていきます。
ボールの回る方向が変わるとどうなるかなんですが、思いのほか書き出すと字が多くなってきましたので、ドライブとスライスの話はまた次回させていただきたいとおもいます。