ガーデニング日記 2017.3.18 とポールスミザーさん
今日もひたすら切り戻し作業に追われています。
巨大なパンパスグラスをやっと本日やっつけました!
かなりスッキリして、こんな広かったっけ?と思うほどです。
この広さの場所を自由に使わせていただいて、ホントにありがたいことです。
まだすべてを刈れてないんですが、写真を見て頂くと地面が緑になってきてますよね。
これのほとんどが雑草です・・・。
なかなか大変なことになってます(笑)
この雑草たちを抜いて、堆肥で地面を覆って春を迎えたいですね。
といいましてももうすでに春になってきていまして、前回咲きかけていた水仙がちょうど満開になってます。
来週中にすべての春支度を終わらせたいです。
さて今日はもうすこしお話をさせて頂きたいのですが(長いですよ)
私は4年ほど前からガーデニングにはまっておりましてシーズの空き地にこっそりと庭を造っています。
なんでこんなガーデニングにはまったかと言いますと、当初は今の久保田ガーデンの場所で畑を作って野菜を育てていたんです。その周りに花を植えるようになり、だんだんガーデニングの方に移行していきました。
園芸初心者だったので花屋さんに行って「なんかいい花はないかいな」とさがして適当に植えていました。
そんな時期に出会ったのがガーデンデザイナーのポール・スミザーさんの本なんです。
これです!大袈裟ですが私の人生を変えた1冊(笑)一番前の『ポール・スミザーのガーデン講座』です。
いろんなガーデニングの本を読みましたが、この本が一番わかりやすく私にピタッとはまりました。
(それから新刊が出るたびに購入していって、ポールさんの本は10冊になりました。)
それまでの本は、用土はこの土を何割、この土を何割、そして肥料を入れてなど「難しそうでややこしぃなぁ?」と思うことがたくさんありましたが、ポールさんの作る庭は全く肥料を使わない方法で造られていました。
「植物にはそれぞれあった場所があり、その場所をしっかり見極めて植えてあげれば肥料を与える必要はなく、自分の力で育つ」という内容で「なるほど?」と思いましたね。
その場所というのは大きく分けて、日当たりが良い・悪い・乾燥している・湿っているという特徴で
土は石ころを取り除いて、たっぷり腐葉土かバーク堆肥を混ぜればOK!(実際にはもっとちゃんとした文章でしたが)
そこからガーデニングにはまるスピードがぐんぐん加速しまして、そのポールさんがデザインした庭が宝塚にあり
いつしか年間パスポートを購入し、1か月に2回のペースで通うようになりました。
その宝塚ガーデンフィールズ“シーズンズ”の写真です。
残念ながら今は閉園してしまったのでこの風景はもう見れなくなってしまいました( ノД`)シクシク…
懐かしいですね?。春夏秋冬すべてのシーズンいつ行っても楽しめる素晴らしいガーデンでした。
宝塚ファミリーランドの跡地に作られた庭園で、都会のど真ん中にあったのですが写真だけをみると想像ができないですよね。
春にはスイセンをはじめ小さな球根植物から一斉に咲き始め、みずみずしい新緑が芽を出し、暖かくなってくると一気に地面が緑に覆われて次々に花が咲き始めます!
4月?11月ごろまでは2週間ごとにいってもまったく違った景色になり、当時は通い詰めていました。
そして秋の紅葉と花後の枯れた姿との組み合わせまで計算されたデザインでとてもきれいでした。
今、ポールさんの庭を見ようと思ったら長野県・山梨県・鳥取県まで行かないと見れません。宝塚という近場にあったのでなくなってしまったのはとても残念です。
庭園の閉園とともにHPも削除されてしまいましたが、ファンの方が新たにHPを作成しこの庭園の記録を残されております。
リンクにありますポール・スミザーさんのHPからはポールさんの庭の動画もありますので是非ご覧ください!